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効果のあるマカ、無いマカの違いとは? - 私たちは本物のマカをお届けします

こんにちは ヤマノのペルー国現地法人社長の山本為之です。
皆さんはマカには効能のあるマカとそうでないマカがあることをご存知でしょうか?

2006年10月のある日、私はマカ研究の第一人者であるカジェタノ・エレリア医大のゴンザレス名誉教授から「お客様はヤマノのマカに満足されていますか?」と聞かれました。初めはその質問の意味がわからずにいたのですが、教授は私に「フニンのマカでも良いマカもあれば、悪いマカも有るんですよ。悪いマカには効能がありません。当然お客様も満足されません。」そう教えて下さったのです。

その日から最高のマカを探す日々が始まりました。
『私たちは良いマカのみを購入しなければならない』それが私達の使命となったのです。

世の中にたくさんマカ商品はありますが、いったい何が違うのか?そう疑問に思う事はありませんか?ここではぜひ、私たちヤマノが本当に効果がある「本物のマカ」を見極め、いかに調達しているのかをご紹介します。

マカは育つ環境によって薬用植物と食用野菜とに分かれる

マカは、栽培環境で有効成分の含有に大きく差が出てきます。ハーブとしては全く別物に育ちます。ビニールハウス栽培など育ちやすい環境で栽培したマカは残念ながらマカであってマカでは無いとも言えます。ただの食用野菜です。貴方がお探しは薬用植物ではありませんか?

「薬用植物」とは人や動物に対して何らかの薬効がある植物です。

マカは薬用植物であり、最近ではスーパーフードとしても欧米でも日本国内で人気を得ています。

そんな世界的にも評価が高いマカ。
評価が高いのはそれだけマカの効果に期待が持てる植物だからこそです。
しかし近年、世界の需要が高くなるにつれて、マカは原産地以外の地域での栽培も多くなされるようになり、さらに化学肥料などを使い大量生産化された原料が世に出回るようになりました。このような状況ではマカ本来の力があるかどうかは関係なく、マカ原料というだけで商社が買い集め、日本へ輸入し、サプリメント製造会社がその原料を買い、商品製造を依頼した会社が消費者に販売をしています。

薬用植物としてのマカの違い

薬用植物と言われるペルーのマカはまず有効成分の種類や量に違いがあります。実にペルーのマカは日本のマカに比較して約2倍の二次代謝産物を含有しています。

マカパウダー有機化合物の比較 ヤマノのマカ/種類:28、総量:208mg 日本産のマカ/種類:13、総量:167mg 中国産のマカ/種類:14、総量:100mg

※すべての検体はマカ(約5g)をビーカーに入れデシケーターで24時間乾燥後、マカ(1g)のメタノール抽出により有機化合物全般の抽出を実施しHPLCで分析。<中村学園大学調べ>

それは育つ土地の力や苛酷な環境の違いで大きく異なるのは当然ですが、収穫後のマカを乾燥する方法でもこれらの成分量には大きく差がでます。
収穫したマカは乾燥して保存をされますが、昔ながらの天日干しと乾燥機械を用いた乾燥があります。天日干しは約2か月かかりとても手間暇がかかりますが、乾燥機械を使うと数時間で乾燥させることが出来、作業効率も高いです。

日本では、マカの有効成分としてグルコシノレートという成分の含有量が重要とネット上では言われていますが、実は生のマカを機械で乾燥させるとグルコシノレートの量が4倍以上になることがわかっています。
そう聞くと機械乾燥がいいのか?と思いますよね。
そもそもグルコシノレートはダイコンやワサビといったアブラナ科の野菜にある辛味成分であることをご存知でしょうか。
ご理解頂きたいのは、グルコシノレートの含有量だけがマカの効能を決めるものではないのです。マカの効能は二次代謝産物の量や種類に正比例しているとの説が専門家の主流です。そしてこの二次代謝産物の量や種類を多く持つためには、じっくり天日乾燥をすることも大切な過程なのです。

マカという植物はひとつの成分が特化して優れているというのではなく、多様な含有成分がそれぞれに働き合って素晴らしい効果を生み出しているのではと言われています。

「マカはペルー産が良い」は本当?

日本の裏側にある南米ペルー、アンデス山脈が連なる
標高4000mの高原にマカの故郷があります。

マカの原産地はペルーなのです。ペルー産のマカは
インカの時代から4000mの高地で品種改良もされずに
脈々と受け継がれてきた本物のマカ
ですので、大変良質です。
しかし、ペルー産の全てのマカが良質なのか?というと、実は違う
のです。

ペルーには、世界に存在する気候の約80%の350種類もの気候があると
いわれるほど、様々な環境があります。
その全てがマカに適した栽培地なのではなく、ごくわずかな限られた土地のみが
マカの栽培に適しており、その土地で育ったものが≪本物のマカ≫と言えます。

その土地こそが、標高4,000m以上の高地にあるJunin(フニン)のボンボン高原なのです。

これは、ペルー政府も原産地呼称を認めているほど特別なマカであり、フニンブランドとして世界で高値で流通されるほどの価値があり、ペルー国が特別と認めているマカは原産地マカのみなのです。

つまり、この土地(フニン地域)で作られたマカは、マカ本来の力を持つことができるのです。
標高の低い土地や他の土地ではまったく栽培環境が違うので、同じマカは出来ません。

「フニン産のマカ」であれば本物のマカ?

原産地である「フニン産マカ」の品質は世界でも高く評価されています。いわばフニン産のマカはその効能の高さから特別なブランド力があります。

当然、世界中のバイヤーは「フニン産」を求めて買い付けにやってきます。日本の商社も同じです。しかし、先でも書きましたが近年のマカ栽培ブームではフニン以外での栽培も広がっています。

あまり知られていないのですが、同じフニン産のマカでも良いマカもあればそうでないものもあります。フニン産といえど価格の差は驚くほど大きく、安いマカばかりを集めて販売している業者もあるほどです。さらにフニン以外で育ったマカを持ちこみ、いっしょに加工してしまえばもうどこのマカかはわかりません。

野菜クズのようなマカも、低地で育った成分がスカスカなマカもすべてが入りまじったマカパウダーとなると、さすがに一般的には原料の出所までを把握することは難しいです。 多くのバイヤーが「フニン産マカ」としてそれらを買い付け、各会社へ原料の卸販売をしています。そしてその原料を使ったサプリが世にでているのも現実です。

「本物のマカはどうやって見極めれば良いの?」現地で加工される前に見極める手段を持つしかない。

栽培地で、収穫したマカ(形状、匂い、大きさ、色)を見極めることは出来るのですが、現地で乾燥したマカをパウダー加工にしてしまうと原料の善し悪しを見極めるのは困難です。ペルーからマカを輸出する際は、必ず加工しておかなければならないので、世界のバイヤーたちはすでにパウダー化されたマカ原料の買い付けにやってくるのです。そのため、どんなマカを使っているのかまではわからないのが現実で、フニン産というだけで良いマカと判断するのは正しくないことを知らなければなりません。

つまり、品質の良いマカを原料として使えるかどうかは、マカの出来具合を栽培の段階からチェックし、収穫前のマカを見極めて品質を選ぶことが必須になります。

では「本物のマカ」がどんなものなのか?
そしてなぜ、ヤマノが本物のマカを選ぶことが出来るのでしょう?

それはヤマノには、現地にマカの栽培経験豊かなスタッフやマカの効能や機能性において見解を持つプロフェッショナル達が居るからです。

自社栽培から得た貴重な経験値

どんな手間暇かけた畑でも良い野菜の中で、できの悪い野菜は必ず出てきます。それと同じで自社で栽培をしたマカが、すべてヤマノが求める基準を満たしたマカとして収穫できるか、というのとは別問題です。ヤマノの栽培地でも収穫されたマカのうち、ヤマノの商品用として使えるマカとそれ以外で選別をすると、使えるマカは全体の収穫量に対してかなり減ってしまいます。それでも基準を満たさないマカをヤマノ用として使うことはできません。それほど現地では厳しい選別をしています。

自社栽培ではいろいろ経験をしました。水や温度管理をされたビニールハウス栽培ではありませんから、自然の大地で育てるマカは風雨にさらされたままで、その年の気候の変動や天候に大きな影響を簡単に受けてしまいます。

例えば、雨の多い年は谷間にある傾斜地や日照時間の多い土地が良い、また反対に雨が少ない年はフラットな平野の土地が望ましいなど、風の向きひとつでも変わってしまう本物のマカの栽培は容易ではありません。4000mの苛酷な環境では植物が育つということが容易でないことがわかります。

私たちヤマノは何年もマカの自社栽培をすることでマカ栽培の難しさ、土の善し悪し、さらに良いマカとそうでないマカとの違いが明確になるなど、本物のちからがあるマカを追求する上で大変貴重なデータやノウハウを私たちは自ら得ることが出来ました。

そして、自社栽培=栽培場所の特定で安心が得られる反面、必ずしも良いマカばかりが採れるとは限らないことも学びました。

希少な本物のマカだけをサプリメントに

現在では自社栽培にこだわらずその年の気候や天候をみて、マカの栽培地の環境を確認し、本物の薬効のあるマカのみを直接交渉し手に入れるようにしています。
結局、良いマカを得られるかどうかは現地でマカを直接目で見る以外の方法は無いのです。この作業は、簡単そうに見えますが、地元育ちでかつマカ栽培経験のあるスタッフがいないと困難です。

確かにフニン産のマカは、本物のマカの割合が高いのは確かですが、ヤマノのマカは「本物の薬効のあるマカのみ」をサプリメントの原料として使用しています。そのために原産地であるフニンに事務所を構えました。

マカの効果効能を体感するには、本物のマカを選ぶことが大変重要です。ですが原産地のペルー国内でも、本物のマカを手に入れるのは難しいのが現状です。

最近、スーパーフードとしても日本や欧米でマカのニーズは高まっていますが、薬効のあるマカがどれだけ皆さんにお届けできているか不安になります。
皆さんのお悩み解決に役立てられる本物のマカを届けることが私達の使命です。
いろいろ他社のマカを飲んだけれど、効果がなかったと言われる方に是非ヤマノの本物のマカを飲んで頂き、違いを実感してもらえれば嬉しいです。

現地法人 Amazon Ruby S.A.C 代表取締役 山本 為之

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